
人間らしい暮らしと、なんでも売ってる現代の中で何もない贅沢
2021年に、札幌市から規さんが52歳、春香さんが49歳の時に、中頓別町に移住した中野さんご夫婦。
田舎暮らしを楽しむご夫婦に、移住したきっかけや田舎暮らしの楽しみなどを聞いてみました。
--宗谷管内に移住しようと思ったきっかけは?
春香さん:どこか田舎に移住しようと考えてはいたのですが、宗谷に息子がいたのがきっかけですね。
--都会から田舎への移住に不安はありませんでしたか?
春香さん:病院が大丈夫だろうか?ということ。数的にも質的にも。
--都会だと病院もたくさんありますし、田舎の病院だと出来ることと出来ないこともありますよね。
実際に住んでみてどうでしたか?
春香さん:不安に思っていた点はその通りでしたが、健康ならいいわけで、今のところは問題ないです。
よかった点は待ち時間が短いことかなー笑
--中頓別町での暮らしの中で感じたことはありますか?
春香さん:人間らしい暮らしと、なんでも売ってる現代の中で何もない贅沢ですね。
--中頓別に移住してきてから、お茶漬け屋さんを開業された理由は何ですか?
春香さん:土木関係の職業だった夫に、人生の後半戦は直接「ありがとう」を言ってもらえる職業についてもらいたかったからです。私はサービス業の経験はあったので。
--とても素敵ですね!土木関係のお仕事では直接「ありがとう」と言ってもらえる機会はなかなかないですもんね。中頓別町で働いてみて感じた魅力はありますか?
春香さん:人口が少ない所でどうなるかと思いましたが、この辺のお客様の移動距離感が長いので、1時間半なんて近所のように来てくれて、当店のお客様の9割はこの町ではなく、いろいろな町の話を聞けて楽しいです。
--都市部と比べて働き方の違いを感じる点はありますか?
春香さん:どの職業の人を見てもみなさんのんびりしているので、今までどれだけ必死に駆け抜けてきたんだろうと思います。
--仕事とプライベートのバランスはどうですか?
規さん:我々は子供も巣立ち二人なので生きられるだけ働くをモットーに、春は山菜をとり、畑の準備、夏はヤマメ釣り、冬はスキーと遊びも大忙しです。
また、11月の終わり頃になると遠方のお客様が「また春に」とお別れを告げて冬に突入します。ということでお客様の減る冬の季節はハイエースに妻の商売の商品を積んで全国のイベントのため飛び回ります。これも毎年恒例になりました。
--冬の生活はどうですか?
春香さん:札幌に比べると雪が軽くて除雪はしやすいですが、この町は冷え込みが厳しいのと雪が多いので、後ろ向きになることなく雪が降ったら「スキーに行く!」
ちなみに、スキー場は札幌に住んでる時、冬のゴルフ並みの贅沢スポーツでしたが、ここでは激安でさらに町民はスキー教室無料、5分でスキー場に行ける環境のため、20数年ぶりにスキーを再開。夫婦でスキー検定を受けるなど楽しんでいます。
規さん:もう一つの楽しみは、冬に必ず妻が店の前に雪像を作ります。町の中心部にあるお店なので、通りかかる人が冬の厳しい中でもほっこりできるように、極寒の中作るようになりました。
(写真:2026年2月作成)


--休日はどのように過ごしていますか?
春香さん:田舎暮らしは案外忙しく、なんでも売ってる都会と違いなんでも作る、準備する、などなど+釣りやスキーなどで大忙しです。
--生活費は移住前と比べてどう感じますか?
春香さん:余計なものを買う店がないので、減ったと思います。ただ、物価は高いので色々な知恵や知識はあったほうがいいと思います。
--移住してよかったと思う瞬間はどんな時ですか?
春香さん:「空気を吸った瞬間」と「お客様と笑ってる時」です。
5年経っても初めての時と同じように、玄関から一歩外に出ると「最高」って深呼吸したくなる。
そして、主人と始めた「里芋と蜂蜜」というお店に集うみなさんが年々家族が実家に帰ってくるように、その家族が増えていくように会えない期間の話をここに話に来てくれて、「来てよかった、ありがとう」って帰っていく姿を見ると、よかったって思います。
お気に入りの場所・モノ

移住してから見つけた中頓別のお気に入りの場所は
「寿スキー場」
インドアの春香さんができる数少ないスポーツがスキーだそうで、20年以上ぶりに再開したそうです。
そのおかげで、スポーツマンの規さんと一緒にウィンタースポーツを楽しむことができているそうです。
家から5分の場所にあるというのもいいですね!

移住してから見つけた中頓別のお気に入りの場所は
「寿スキー場」
インドアの春香さんができる数少ないスポーツがスキーだそうで、20年以上ぶりに再開したそうです。
そのおかげで、スポーツマンの規さんと一緒にウィンタースポーツを楽しむことができているそうです。
家から5分の場所にあるというのもいいですね!
移住を考えている方へ、メッセージ
北海道でも特に過酷な場所なことは間違い無いと思いますが、北海道の中でも独特な特別な北海道です。
まだまだ手付かずの自然を満喫できると思います。
都会で想像している田舎は、ここに来てみたら想像とは全然違います。
想像を膨らませすぎずに飛び込んでくる方がいいと思います。
どこにというわけでは無いのですが、田舎に移住する人に一番言いたいことは、何も無い分、自分にスキルがあればあるほど生きるのが楽しいと思います。
料理でも、スポーツでも、音楽でも。
どの分野にこだわることなく都会にいるうちに自分にたくさんのできることを増やしてから宗谷に移住されたら毎日楽しいですよー♩
今回は、中頓別町に移住をした中野さんご夫婦にお話を伺いました。
お話の中で、春香さんの商売のためにイベントに飛び回っているとお話がありましたが、実はお茶漬け屋さんの他に、春香さんにはハンドメイド作家というもう1つの顔があるんです。
【札幌蝦蟇口 母心】というブランド名で、がま口の財布やポーチ、バッグなどを手作りしています。
新千歳空港2階にあるクラフトスタジオさんで委託販売もしており、国内の方のみならず、海外の旅行客の方にも人気です。
お茶漬け屋さんの「里芋と蜂蜜」の店内にも商品がたくさん並んでいるので、中頓別に遊びに行ったときには、美味しいお茶漬けを食べながら、がま口の作品も手に取ってみてはいかがでしょうか?
【札幌蝦蟇口 母心】のInstagramはこちら↓



INFO

里芋と蜂蜜
【住 所】
〒098-5551
北海道枝幸郡中頓別町中頓別18−60
【連絡先】
01634-8-7175
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